中小企業シンポジウム
昨日は、横浜弁護士会業務改革委員会商工部会において、2月7日に実施する中小企業シンポジウムの各後援先に挨拶廻りに行ってきました。
本年度実施の中小企業シンポジウムは、「海外支援展開 ―身近な弁護士ができること―」という内容です。
個人的には労働関係3法の改正や、メンタルヘルスなども提案してみたのですが、こちらのほうが地元の方々の関心が高いのではないかということで、今年は上記のような企画になりました。
横浜弁護士会イベントホームページ
なかなか、地元の企業の方々がどんなニーズをお持ちかが分かるわけではなく、悩みますね。
この点、私も参加している日本CSR普及協会になると、経営コンサルタントの方も理事に加わってくださり、いろいろと一緒に企画を立ち上げていくので、とても助かるのですが、弁護士会の内部団体である業務改革委員会だと、やはりそうしたやり方は難しいのでしょうね。
挨拶廻りの際、地元の企業の方々のニーズについて伺ってみたところ、商工会議所の方から、日を改めて経営相談窓口の方々にお話を伺いに行く機会をセッティングしてもよいという趣旨のお言葉をいただきました。
もし、本当に行ってよければ、個人的にはぜひ行って話を聞いてみたい気がします。
やっぱり、シンポジウムをやる以上は、少しでも来てくださった地元の企業に役に立ち、また会員弁護士にとっても実りのある内容にしたいと思いますので。
ジェトロ横浜(日本貿易振興機構横浜貿易情報センター)では、ジェトロを含めた関係機関の海外展開支援への取り組みの状況や、そうした中で地元の弁護士がお役にたてるような場面がないかどうかについて、いろいろとお話を伺ってみました。
今回の後援企画を考えるにあたって、ジェトロの本部と、横浜支部で実施されたセミナーに、1個人として実際に参加して、ジェトロの取り組みを学ばせてもらいましたが、やはりジェトロの持っている情報量はすごいなと感じます。もし、海外展開等考えられる企業の方であれば、一度セミナーを受けに行かれても損はないと思います。
ただ、ジェトロはあくまで公的な機関ですし、法律家というわけではないので、できることに限界もあり、そうした点では地元の弁護士がお役にたてる余地も残っているのかもしれないと感じました。
海外展開は、やはり相当の企業体力と経営者の覚悟がないと難しい面もあると思います。他方で、国内の状況に突破口を見出すことが困難で、かつ大企業も海外にシフトしている昨今では、大企業以外のさまざまな企業も海外展開を視野に入れなければならない時代になっていることも感じますね。
本格的には無理でも、そうしたことを話されたときに、いろいろと相談相手になれるくらいの知識はほしいですね・・・。少しずつでも、勉強してみようと思います。
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