昨年、共著で執筆に関わっていた本が、今日出版されました(と思います)。
私も所属する、横浜弁護士会インターネット法研究会のメンバー全員で、分担して書いた本になります。
私の担当部分は、「第9章 会社・企業関係」と「第10章 著作権」。
共著者全員で初めに話していたことは、
「普通の人にも読めるように分かり易く書こう」
ということでした。
どれだけ、その目的が成功しているのか…。
結局のところ弁護士であり、また、書いた当人である自分では、
確かめようがないところが、もどかしいですね…。
いずれにせよ、いい勉強になりました。
こうした書籍や論文を書こうとすると、それまで突き詰めて考えなかった「条文の行間」のようなものを考えざるを得ないので、思いのほか勉強になります。
その点は、「問われたものに答えればよい」裁判官の仕事と、少し違うのかもしれませんね。
どれだけ、うまく書けたかは分かりませんが、
読む人の疑問に少しでも答えられる本であってほしいと、願ってしまいますね。