【天秤印】横浜弁護士雑記

横浜で弁護士をしている元裁判官が、日々感じたことなどを書いています。

「学び」で組織は成長する【書評】

もはや、本当に通勤の間くらいしか読書には使えなくなっていますが…。

 先日、この本を読み終わりました。

「学び」で組織は成長する 吉田新一郎 | 光文社新書 | 光文社

 いささか前の本ですが、面白かったですね。

 「一人でできる学び」「二人でできる学び」「チームでできる学び」「組織レベルの学び」の4つについて、それぞれ5~6種類の「学び方」が紹介されている本です。

 それぞれの学び方についての記述は薄いのですが、具体的なイメージは持てますので、比較的簡単な学び方であればこの本を読んだだけでもできるでしょうし、複数の学び方を比較できる点が、とてもいいと思います。

 他方、「組織レベルの学び」については、さすがに新書サイズのこの本の数ページでは書けなかったのだろうと思いますが、具体的な方法論等についてはこの本だけで分かるのは難しいと思います(他書が紹介されています。)新書版である以上、これは仕方がないと思います。

 しかし、この本を読んで一貫してよくわかったのは、【学び】には、【前の準備】と【後の振り返り】が非常に重要なものであり、時間というコストはかかるものだと覚悟を決める必要がある、ということでしょうか…。

 できる方法は、今後自分でも試みてみたいと思います。

 

 この本を読んでみると、先日ブログに書いた「3つの家」のアプローチは、親と子が、それぞれ「お互い」を学んでいく過程を、ソーシャルワーカーファシリテーター)が「学びのリーダー」(この本では、「リーダーは教えるなかれ」と書かれています。209頁)として取り持っていくようなものにも、思えますね。