児童相談所では、ケースの検討する場合等で、お子さんの予防接種に触れられることも、多々あります。
そこで、少し前にこんな本を買っておきました。
本屋さんで、類書3~4冊を比較検討して買った本です。
あらかた目を通しましたが、僕個人にとっては「当たり」だったな、と思っています。
特徴としては、医学的な知識から始まり、制度について、各個別の疾患についてと、幅広く網羅的に触れられている点だと思います。医学的な基本にのっとり、かつ、全体像を把握するのによい本です。
他方で、ごく普通の方向けには、少し難しすぎるところはあると思います。
僕も、「食物アレルギー」についてある程度勉強していたおかげで、何とか大雑把には内容をつかめましたが、正確に内容を理解するためには他の書籍等で勉強しないといけないかな、思っています。
なお、法律面のことはそれほど触れられていません。もっとも、この分野で法律面の本というのがあるのかどうか、わかりませんが…。
それにしても、感染症・予防接種等や、食物アレルギーについて勉強してくると、「免疫学」というものをきちんと押さえないと、呑み込めないままのところが出てきてしまうのだろうなあ…と感じています。
いずれ「免疫学」の本も読んでみたい気もしますが、そうした本を仮に読むとしても、さすがに今年はもう難しいかもしれませんね…。