もう、一週間前の話になってしまいますが…。
10月19日は、日本法医学会の、学術中部地方会に参加させていただきました。
法医学は、刑事事件でその知識が必要となることはありましたし、日本子ども虐待医学会の学術集会などで話を聞いたりした折に、関心をもっていました。
とはいえ、素人(児童相談所常勤弁護士)が学ぶようなことができるものなのか、それを学んでどういった面で役に立てることができるのか、そうしたことも分からなかったため、まず「自分の視野を広げる」ために、とりあえず今年から法医学会に所属してみることとしたものです。
やはり、法医学の学術集会を見せていただくと、「法医学」の取り扱う全体像を見ることができるため、自分の職種に関連するところだけを見ることとは全く印象が違ってくるな、という感触を受けました。
法医学において、人のお亡くなりになった原因を調べる際には、さまざまな疾病、とくに心臓疾患や脳疾患との鑑別が要求されるため、それらの疾患についての基本的な知識を備えていることが必須であることが、とてもよくわかりました。
抄録に書かれている用語などを、インターネットで調べても、その用語の説明の中にまた知らない用語が出てくるような感じでしたね…。
これを機に、法医学の書籍も新しい版のものに買い替えましたし、また少しずつ折に触れて勉強していこうと思っています。