【天秤印】名古屋・横浜弁護士雑記

現在名古屋市に勤めている元裁判官が、日々感じたことなどを書いています。

「成人発達支援の新しい展開」(第7回成人発達障害支援学会)を聞いてきました。

 10月26日と、27日は、成人発達障害支援学会の学術集会を聞きに行ってきました。

 ちょうど今年、名古屋で開催されることから知った学会です。

 児童相談所ではお子さんの障害の相談を受けることもあるため、発達に障害を持つお子さんが成人になったときにどういった支援・環境があるのか、という点に関心があり、参加してみることとしたものです。

  就労支援、家庭生活支援等について、大学や病院、発達障碍者支援センターなどで、いろいろと挑戦的な試みに取り組まれているお話を聞くことができ、印象に残りました。特に、「障碍者支援」という形ではなく、だれでも参加できるイベントを作り、そこに自然に、障害のある人も、ない人も参加していくことで、社会とのかかわりを築いていくお話が興味深かったです(そのお話は、前に参加した学会で聞いた、アディクションの話とも比較すると、さらに考えさせられるものでした)。

 あとは、研究会等でお話を伺っている、杉山登志朗先生から、発達障害を持つ方が複雑性PTSDを発症している場合の治療法についてお話を伺えたことと、他の発表者の発表した心理療法との違いについて考えるきっかけになったことは有意義でした。

 心理療法は、話を聞くとなにかしら漠然と「こうした感じの物かな」というイメージをもつこともあるのですが、「他の心理療法との違い」「どういった場合にどの方法が良いのか」などということを考え出すと、結局自分が何もわかっていなんだなということがよくわかります。

 トラウマに関連する書籍等も、いくつか購入しましたので、また読んでいってみたいと思います。 

 とはいえ…。学会等があるたびに、何かしら新しい知識についての本を買うので、今月だけで17冊ほど未読の本が増えました…。大赤字です…。今月読めた本は、せいぜい2~3冊ぐらいですし、いつ読み終わることができるのか…。

 11月も、土日は全て予定が入っている気がしますし…。

  でも、今知りたいと思うことに全力を尽くしてこそ、多少なりとも自分の力になるところがあると思っていますので、まあ、僕はこれでいいかな、と思っています。