【天秤印】春日井弁護士雑記(旧名古屋・横浜弁護士雑記)

現在春日井市に勤めている元裁判官現弁護士が、日々感じたことなどを書いています。

2022-01-01から1年間の記事一覧

ハートネットTV「虐待の後遺症を抱えて」

以下の番組で、勉強会に参加させていただいている精神科医の先生の技法も取り上げられると聞きました。個人的にも興味がある内容なので、”うっかり”しなければ、是非見ておこうと思っています(続編が11月9日に放送されるそうです)。 www.nhk.jp 児童虐…

子どもアドボカシー基礎講座(子どもアドボカシーセンター北九州主催)

さて。 思うところあって、令和4年3月末日に前職を辞めてから、今後についての勉強をしたり、計画を立てたりして日を過ごしていますが…。 前職において受講した、栄留里美先生の「子どもアドボケイト」の研修に惹かれるものを感じたことなどもあり、この機…

辞めるにあたっての気づき

幾度かこのブログでもお伝えした通り、僕自身は、現在勤めている名古屋市東部児童相談所を、令和4年3月一杯でやめることにしましたが…。 辞めると決めて日々職務を行っていると、あらためて気づかされることがあります。 組織の中で勤めている前提があると…

多職種連携の「夢」、その難しさ。

児童相談所で4年間を過ごして。 この4年間、児童福祉司のケースワークを少しでも理解しようと、書籍を読み、片端から記録を読み、他方で、児童福祉司に法律家の考えを伝えるべくメモを作り、少しでも考えを共有してもらえるよう話しかけ…。 そうして、4年…

【書評】少年事件の処理に関する実務上の諸問題(法曹会)

通読はしていないので、僕自身がこのブログで書評を書く際の方針からは、はずれるのですが…。 とはいえ、諸外国の少年事件の裁判手続きについて書かれた個所と、立法論について触れた個所を除いた、129頁から300頁まで(第4章及び第5章)を通読した…

【書評】Q&A DV事件の実務(日本加除出版)

正月休みのうちに読んでしまおうと思ったのですが、結局1月3日までには読み終わらず、30ページほど残ってしまいましたが、今日読み終わりました。 www.kajo.co.jp 児童虐待のなかには、「児童が同居する家庭における配偶者に対する暴力」、いわゆるドメス…

【書評】入管訴訟マニュアル第2版(現代人文社)

最近、外国の国籍が関わる法律問題の書籍を読んだり、外国に関わる方々の支援に関する講座を受講していることから、この機会に読んでしまおうと思い、31日と、1日で、読んでみた一冊です。 www.genjin.jp …といっても、読んだのは、全214頁のうち、資…

令和4年を迎えて

あけましておめでとうございます。 令和3年は、事務所を畳んで4年間勤務してきた名古屋市東部児童相談所を、辞めるかどうか、悩みました。 そうした悩みを抱えていたこともあり、コロナの緊急事態宣言が終了した後に、神奈川県の自分の生まれ育った地域を、…