コミュニケーション・ギャップ?
市役所に勤めて数カ月たって、気が付きました。
「行政マンと、法律家との間では、法律相談で法律家が『何が回答できるか』や、『法律相談の回答がどの程度のことを保証したものなのか』について、かなりコミュニケーション・ギャップがあるなあ…」
ときどき、聞かれていることがあまりにも広範で、法律的にきちんと答えようとすると難しい、相当調べなきゃいけないな、という質問に遭遇することもあります。
また、『お墨付き』を求められているのだろうけれど、その『お墨付き』を与えてしまうと、それを相手がどう解釈してどう動いてしまうか、不安になってしまうこともあります。
このあたりは、「法律家が答えるには、向いていない質問」である部分も、あるのだろうと思います。
とはいえ、相談できる事柄を絞ってしまっては、相談がしにくくなってしまいますし、相談したいというニーズはある事柄なわけですから…。
そこで、そのコミュニケーション・ギャップを埋める方法を、何か工夫しないといけないかなあ…と感じています。
でも、相談に来る相手には、なかなかこの問題を考えてもらうのは難しいので、こちらからどういう投げかけ、工夫をしていくか…。
すぐに答えが出るかはわかりませんが、ちょっと、試行錯誤をしてみようかな、と思います。