【天秤印】春日井弁護士雑記(旧名古屋・横浜弁護士雑記)

現在春日井市に勤めている元裁判官現弁護士が、日々感じたことなどを書いています。

多文化共生サロン

 12月15日は、有給休暇を頂いて、愛知県主催の、多文化共生サロンの普及説明会に、Webで参加してみました

www.pref.aichi.jp

 愛知県は、外国につながりのある方が多く、「愛知多文化子育てブック」「相談員のための多文化相談ハンドブック」などというものも作成しており、そうした方々への支援の取り組みは進んでいるのだろうと思っています。相談員のための多文化相談ハンドブックは、一度読んでみようかと思ったのですが、非常に大部なものであったので、印刷することをあきらめた過去があります…。

 冒頭の鈴木崇夫先生のお話が面白かったですね。先日聞いた、ISSJの勉強会と同じく、「子どもにとって、親の使う母語というものが、情緒やアイデンティティーをはぐくむためにいかに大切か」というような話があり、納得を深めることができました。

 外国につながりのある方の支援は、法的な問題にしても、日本の弁護士が一義的な答えを出すことが難しく、僕も得意な分野ではないのですが…。

 それだけに、「できる範囲の応え」ができるよう、もっと勉強しないといけないな、と考えています。